【連載】めろん。82

めろん。81はこちら ・〇〇〇 〇歳 ①  そのことを知ったのは、大学の合格を決めてすこししたころだった。 「鬼子村……?」 「言っておくが調べても無駄だぞ。正式な名はない。それは俗称だ」  私を書斎に呼んだ父親は玉露で … 続きを読む 【連載】めろん。82